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zoom RSS 出雲崎の伯母さん

<<   作成日時 : 2009/09/25 18:01   >>

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9月も、もう終わり近くになりました。そのわりには、暑いなー・・・と思っています。少し、涼しい日があったので、新潟には、涼しい時の服装で行きましたが、あちらも暑かったのです。ただ、出雲崎の海風は涼しくて、気持ちが良かったのです。



出雲崎の伯母さんは、母の兄弟の一番上の姉になります。母より11歳年上で、今は、86歳だと思いますが。3年前の法事の席では、あまり気がつかなかったと母の兄弟が嘆いていましたが、少しづつ、アルツハイマーの症状は出ていた様子です。



伯母さんは、長男の一家と同居していて、長男のお嫁さんが、看護婦さんなので、専門的な知識もあり、今は彼女に頼りきっている感じです、が、この家の大黒柱は、看護婦の兄嫁でして、こういうところでも61歳の長男の職はないのだねー・・としみじみ感じました。その代わり、長男が家事を手伝っていましたが。(従兄弟になります、彼の結婚式の仲人は私の両親がやりました)



最初は、私のことは???という感じでしたが。コアラの母が「○子ですよ、東京から会いに来ましたよ」と言うと「○子??」と言って眺めて、納得した様子でした。その後、私が「○子の娘のコアラですよ、わかる伯母さん?」と聞くと??という感じではありましたが。コアラ?と言いながら「いくつになったの?」と聞いてきました。



コアラにとっては、14年ぶりの伯母との再会になります。覚悟はしていましたが、腰は曲がり、足腰は弱くなり、一人で何とか食事を取れますが、指は曲がっていて、あまり動かない様子でした。足が弱っているので、徘徊も出来ないようでした。


この伯母さんは、性格がのんびりとしてまして、どちらかと言うと、頭の方もゆっくり目の人で、温和で温かい雰囲気があり、何か嫌なことがあると伯母さんに聞いてもらいに出雲崎に行った思い出があるのです。ですから、何度も同じことを繰り返し聞く・・と言われても、昔から、そうだったわよね・・とコアラと母とは話してました。


実際の伯母さんは、かなりアルツハイマーが進行していて、1年半ほど前に脳の断面図を見て、海馬が収縮していたので、完全に病気であるとわかったらしい。それも中から重症の方で。その後、進行が人よりも早いようで、今の状態になったようだ。


いろいろとこれがきっかけだったかしら?と思い出したり、長男から、母とコアラだけの時、「ここだけの話だけと・・」と聞いたりしましたが、すでに病気になってしまったのだから仕方ありません。後は進行を遅らせるだけですが。その薬を飲むと副作用がひどく、吐いたりするので、今は止めているそうで。


会話としては、コアラのしている指輪を見て「綺麗だねー・・・」と言いましたよ。伯母さんは、おしゃれな人でしたから、指輪を見て、昔の自分の持っている指輪を思い出したのかもしれません。それと、母が生まれた時、伯母さんは11歳で、末っ子の母(赤ちゃん)をおんぶして子守をしたことも思い出したようです。


伯母さんは小さな声で言いました「おんぶしたけど、泣きやまなかったから、足をつねった・・」と。75年前の記憶が残っているようです。その後、記憶はまだらのようで、わかる内容と駄目なものとありました。


帰る日の朝は、意外としっかりしてましたが、昼ねから起きるとまた、少し、ボンヤリとした感じで。おしっこはまだ自力で出来ますが、大の方はオムツをしていて、お嫁さんの世話を受けているようです。伯母さんには、娘がいないので、自分の子どもとなると男性になります。


下の世話にまた、なって、面倒をかけることになるね・・と母が帰りの道で言いましたが。人はいつか、必ず死にますから、一度はね。ですから、死ぬときくらい、面倒を見てもらってかまわないだろう・・とコアラは思っています。迷惑をかけると言いますが、迷惑をかけるのを嫌がり、自分で死んでいく人が多く、そのことの方はコアラはシンドイのです。


伯母さんは、一生、出雲崎にいたわけではなく、お連れ合い(90歳でお元気です)の転勤の関係で東京や地方にいろいろ移りました。東京の頃が一番、楽しかったようで、その時も小学生のコアラはよく、遊びに行きました。


出雲崎に帰ってからは、茶道の趣味を持ち、随分長くお茶をやっておりまして、出雲崎で頂く一杯のお茶は、それは美味しく風情がありました。古い家ですから、倉には骨董品?も多く、良い掛け軸や、よく花器もありました。そのお茶のとき、正座をします。それが、良くなかったのでは?とふと思いまして。


正座をしたら、その時間と同じ位、足を伸ばし、歩くと言うのがいいらしい・・と親戚のおばさんが言いまして。お茶の後、冬は歩くこともなく、コタツで丸くなっていたのが原因かしら?と思ったり。


まー、もう発病しているので考えても仕方がないのだが。私の母のことと、母の娘のコアラのことをわかってくれたので、満足です。国立の母の所にもよく来てくれた伯母さんですが。いろいろとお世話になったのですが、これも生きている者の運命のようなものでしょう。


伯母さんのこれからが、寂しい、苦しい、悲しい生活にならず、一時でもいいので、楽しい生活であることを祈る日々です。介護する長男夫婦のことも、心配ですが。これは今の日本に、たくさんある家庭の中の一つです。萩の花が咲いてまして。イチジクなども食べて来ました。


新潟のお米はとても美味しくて、出雲崎のお魚は絶品でした。朝と夕方、出雲崎の海岸を歩きましたが、夕凪、朝凪とはよく言うもので、本当に静かな、湖のような海でした。以前より海は綺麗になっていて、連休のせいか?魚釣りのお客さんがたくさんいました。


出雲崎から、長岡まで自動車に載せてもらいまして。もう、田んぼでは稲刈りが終わっていて、その景色も美しかった。本当は、もっといろいろ会話があったのですが、書こうと思っても中々、指と頭が動きません。コアラにとってもブログを書くのは、頭を使う大事な仕事である・・としみじみ思っているところです。

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